外国人技能実習生を受け入れるデメリット
一定期間、労働力を安定的に確保でき、経営の安定化・活性化にもつながるというメリットのある技能実習制度。しかし、もはや安い労働力ではなく、デメリットもあります。 技能実習生を受け入れるデメリットは何があるでしょうか？
１.手続きが面倒 技能実習制度は複雑で手続きも面倒です。 技能実習計画を作成して認定を受け、入国管理局へ在留資格の申請を行い、一定期間の研修を経てようやく実習、となります。
２.費用が掛かる ３Ｋの仕事を低賃金で行わせるというイメージの強かった研修制度。 現在、受け入れのための費用は会社負担。賃金も日本人と同等。 すぐに辞められると非常に費用対効果の悪くなります。 また、技能実習生に逃げられると叱責があります。 もはや安い労働力ではないのです。
３.日本語能力 本国の送り出し機関で一定期間日本の習慣や日本語の研修を受けます。 しかし、数カ月の研修で完璧な日本語が身につくわけではありません。 日本語が分からないことによるトラブルも発生します。
４.地域社会との共生の問題 技能実習生が来て地域社会に溶け込めると人が増えて地域が活性化するという一方、日本語や生活習慣の違いからちゃんとしたコミュニケーションが取れないと、地域社会との摩擦も起きます。
メリット・デメリットを考慮したうえで、受入れ態勢をしっかりと整えた上で受け入れましょう。
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