技能実習生フォローアップ調査
技能実習法の目的は、日本で仕事を通して技術を学んでもらい、それを本国で活かして、本国の経済発展に貢献することです。果たして、日本で学んだ技術が役に立ったのか、本国で行かされているのか、フォローアップ調査結果の概要が公開されています。
■ 調査対象
平成28年7月から11月に帰国した18040名に調査をし、有効回答は3151名(17.5%)。
平成24年から比べると、食品や繊維・衣服関係は減り、建設、機械・金属製品製造、溶接が増えているようです。
■ 役立ったこと
技能実習期間で学んだことが役に立ったと回答した人は95.7%。
役に立った内容
1位 修得した技能 69.8%
日本でためたお金 62.2%
日本語能力の修得 60.1%
■ 帰国後
帰国後は雇用されて働いている方が28.7%に対し、仕事を探している方が28.6%。
■ 違反事項
取ってはいけないとされている保証金等、平成28年度でも12.9%はあり、返還されなかったケースも28.8%あるようです。
実習期間中の禁止事項について
携帯電話の使用インターネットの使用
パスポートを取り上げられた
研修生・実習生のみの外出禁止
他の研修生・実習生との交流禁止
預金通帳を取り上げられた
母国語の新聞を読むこと禁止
■ 困ったこと
家族と離れて寂しかった
残業が少ない
仕事が厳しい
家賃が高い
残業代が少ない
賃金が少ない
有休が取得できない
生活がよくない等
家族と離れて、寂しい思いまでして日本で働いているのに、思ったほど残業もないけど、仕事が厳しく、賃金が少ないといったところでしょうか。働かせ過ぎと批判がある中、残業の需要もあり難しいところでしょう。
詳細は厚生労働省の資料をご覧ください
在留資格、ビザについてご不明な点がございましたら、
中国語が話せる行政書士:おおにしゆうこまで
【外国人の方】 日本での生活のお悩み、ご相談ください ◆ 就職・転職 ◆ 「高度専門職」の在留資格 ◆ 結婚・離婚 ◆ 帰化 など
【事業主のみなさま】 ◆ 外国人の雇用 ◆ 許認可申請
【個人のみなさま】 ◆ 会社設立・NPO法人設立 ◆ 遺言書の作成 ◆ 相続(遺産分割協議) ◆ 離婚(離婚協議書・公正証書) ◆ 車庫証明・登録変更
【同業者のみなさま】 ◆ 中国語の翻訳・通訳
メール・電話でのご相談は無料です。
行政書士YOU国際法務事務所 行政書士 おおにしゆうこ http://office-you.wixsite.com/officeyou