上陸拒否
平成２９年における外国人の上陸拒否について法務省から公表されています。
平成２９年に日本で上陸拒否された外国人は7,181人。
前年と比較して約23.7％増加しています。
○上陸拒否の状況 １.上陸拒否数は7,181人。
前年比1,376人（23.7％）増加。
２.上陸拒否者の国籍・地域別内訳
（１）インドネシア、中国、タイの上位３か国・地域の上陸拒否数の合計3,792人。
全体数の52.8％。
（２）上位10か国・地域の上陸拒否数の合計は6,149人。
全体数の85.6％。
（３）中国が前年の442人から1,213人（前年比174.4％増）へと大幅に増加。
３.上陸拒否の理由 （１）入国目的があやしい 不法就労活動が目的であるにもかかわらず、観光や短期商用、親族・知人訪問と偽って上陸申請を行うなど入国目的に疑義ありとされたのは5,279人。全体の73.5％。
（２）上陸拒否事由該当事案 過去に退去を強制された者等で、その後上陸拒否期間が経過していないなど、上陸拒否事由に該当していたのは1014人。全体の14.1％。
（３）有効なビザ（査証等）を持っていない 221人で、全体の3.1％。
（４）不法入国容疑で退去強制手続 上陸申請時にパスポートが偽造されていたなどのために、不法入国容疑で通報され、退去強制手続が執られた者は58人。全体の0.8％。
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